不動産売却の価格はどう決まる?損しないための適正価格の見極め方完全ガイド

query_builder 2025/08/08
著者:堤不動産鑑定株式会社
18家 売却

不動産売却で「価格の不安」が最も多い理由

不動産を売却する際、多くの人が最初に直面するのが「売却価格」に関する不安です。 「この価格で本当に売れるのか?」「もっと高く売れるのでは?」「安く売って損をしないか?」といった疑問は、売却を検討する誰もが一度は抱くものです。


なぜ「価格の不安」が生まれるのか?

不動産は人生で最も高額な資産のひとつです。車や家電のように、価格帯がある程度決まっているものとは違い、同じ地域・同じ間取りでも価格が大きく異なることがあります。

そのため、売却価格の「正解」が分かりづらく、情報不足や経験不足から不安が生じやすいのです。

さらに、不動産売却は頻繁に経験するものではありません。多くの人にとっては初めての経験であり、何を基準に価格を決めればいいのか、誰に相談すればいいのか、どこまで自分で調べるべきなのかが分からず、漠然とした不安に包まれてしまいます。


売却価格が損益に直結する重要な要素

売却価格は、最終的な利益に直結します。たとえば、住宅ローンが残っている場合、売却価格がローン残債を下回れば、自己資金で差額を補填しなければなりません。

また、売却益が出た場合には譲渡所得税が発生する可能性もあり、価格設定によって税負担が変わることもあります。

つまり、売却価格は「高ければ良い」という単純な話ではなく、市場の相場・売却のタイミング・税金・ローン残債など、複数の要素を総合的に判断する必要があるのです。


適正価格を知ることが安心への第一歩

この記事では、不動産売却における「適正価格」の考え方や見極め方について、初心者にも分かりやすく解説していきます。

不動産会社の査定方法や相場の調べ方、価格交渉のポイントなど、実践的な情報を盛り込みながら、読者が「納得して売却できる」状態を目指します。 次項では、そもそも不動産の売却価格がどのように決まるのか、その仕組みについて詳しく見ていきましょう。

 

読み進めるうちに、あなた自身の「売却に対する不安」が具体的な「成功に向けた行動」に変わっていくことでしょう。後悔のない取引をするための最初の一歩として、ぜひ最後までご覧ください。


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不動産の売却価格はどのように決まるのか?

市場原理と需給バランス

不動産の価格は、基本的には「市場原理」によって決まります。つまり、買いたい人が多ければ価格は上がり、売りたい人が多ければ価格は下がるというシンプルな構造です。

たとえば、人気エリアで物件数が少ない場合、買い手が競争することで価格が上昇します。逆に、人口減少が進む地域では、売り手が多くても買い手が少ないため、価格が下がる傾向にあります。

このように、地域ごとの需給バランスが価格に大きく影響するため、全国平均の相場ではなく、エリアごとの相場を把握することが重要です。

売主の希望 vs 買主の予算

売却価格は、売主の希望価格と買主の予算の間で折り合いがついた金額になります。 売主が「3,500万円で売りたい」と思っていても、買主が「3,200万円までしか出せない」となれば、交渉の末に3,300万円で合意する、というケースもあります。

このように、売却価格は一方的に決められるものではなく、交渉によって変動することを理解しておく必要があります。

査定価格と実際の売却価格の違い

不動産会社に査定を依頼すると、「査定価格」が提示されます。これは、過去の取引事例や周辺相場、物件の状態などをもとに算出された「売れるであろう価格の目安」です。

しかし、査定価格はあくまで参考値であり、実際の売却価格とは異なることが多いです。 たとえば、査定価格が3,000万円でも、買い手が見つからずに2,800万円で売却することもありますし、逆に競争が起きて3,200万円で売れることもあります。

査定価格は「売却活動のスタートライン」であり、市場の反応を見ながら価格を調整していくことが現実的な売却戦略となります。

成約価格と売出価格の違い

不動産情報サイトなどで目にする「売出価格」は、売主が希望する価格です。

しかし、実際に契約が成立した「成約価格」は、売出価格よりも低くなることが一般的です。

この差は、買主との交渉や値引き、物件の状態などによって生じます。

そのため、相場を調べる際は「成約価格」に注目することが重要です。売出価格だけを見て判断すると、実際の市場価格よりも高く見積もってしまう可能性があります。

タイミングによる価格変動

不動産市場は季節や景気によっても変動します。たとえば、春先や秋口は転勤や引っ越しの需要が高まり、買い手が増える傾向があります。

また、金利の動向や政策の影響によっても、買い手の購買意欲が変化します。

こうしたタイミングを見極めることで、より高値で売却できる可能性が高まるため、売却時期の選定も価格決定において重要な要素となります。

適正価格を見極めるための3つの方法

方法①:不動産会社による無料査定を活用する

最も一般的なのが、不動産会社に査定を依頼する方法です。

多くの不動産会社では、無料で物件の査定を行ってくれます。査定では、以下のような要素が評価されます。


・物件の立地(駅距離、周辺環境など)

・建物の築年数・構造・間取り

・過去の成約事例や周辺相場

・市場の動向(需給バランス)


査定結果は「この価格なら売れる可能性が高い」という目安であり、売却活動のスタートラインになります。


メリット

・無料で手軽に依頼できる

・複数社に依頼すれば相場感がつかめる

・売却活動の相談も同時にできる


注意点

・査定額が高すぎる場合は要注意(契約獲得目的の可能性あり)

・査定根拠をしっかり確認することが重要

方法②:不動産鑑定士による有料鑑定を受ける

より正確で中立的な価格を知りたい場合は、不動産鑑定士による鑑定評価を受ける方法があります。

不動産鑑定士は国家資格を持つ専門家で、法的根拠に基づいた価格評価を行います。

鑑定評価は、以下のような場面で特に有効です。


・相続や離婚などで価格の根拠が必要な場合

・法人が資産売却を行う場合

・複数の利害関係者がいる場合


メリット

・中立的で信頼性の高い価格が分かる

・法的な裏付けがあるため、トラブル回避に有効

・売却だけでなく、資産管理にも活用できる


注意点

・費用がかかる(数万円〜十数万円程度)

・一般的な売却では不要なケースも多い

方法③:自分で相場を調べる

最近では、インターネットを活用して自分で相場を調べることも可能です。

以下のようなサイトを使えば、周辺の売出価格や成約事例を確認できます。


主な情報源

・レインズマーケットインフォメーション(成約事例が見られる)

・SUUMO・アットホーム・ホームズ(売出価格の参考)

・土地総合情報システム(国土交通省が提供する成約情報)


調べ方のポイント

・同じエリア・同じ間取り・築年数が近い物件を比較する

・売出価格ではなく「成約価格」に注目する

・直近1年以内の事例を中心に見る


メリット

・自分のペースで情報収集できる

・複数の情報源を比較できる

・査定結果の妥当性を検証できる


注意点

・売出価格は希望価格であり、実際の成約価格とは異なる

・情報が古い場合や非公開の事例もある

まとめ:3つの方法を組み合わせて判断するのがベスト

適正価格を見極めるには、1つの方法だけに頼るのではなく、複数の情報を組み合わせて判断することが重要です。

不動産会社の査定を受けつつ、自分でも相場を調べ、必要に応じて不動産鑑定士に相談することで、納得感のある価格設定が可能になります。

次章では、こうした査定価格を比較する際の注意点や、一括査定サイトの活用方法について詳しく解説していきます。

査定価格の比較と注意点

一括査定サイトの活用方法

最近では、複数の不動産会社に一度に査定依頼できる「一括査定サイト」が人気です。代表的なサイトには以下のようなものがあります。


・イエウール

・HOME4U

・すまいValue

・リビンマッチ


これらのサイトを使えば、物件情報を入力するだけで、複数の不動産会社から査定結果を受け取ることができます。


メリット

・手間なく複数社の査定を比較できる

・相場感がつかみやすい

・優良業者と出会える可能性が高まる


注意点

・査定額だけでなく「対応の質」も比較することが重要

・営業電話が増える可能性があるため、連絡手段を選べるサイトを使うと安心

査定額が高すぎる業者には注意

査定額が極端に高い業者には注意が必要です。

一部の業者は「専任媒介契約を取りたいがために、相場より高い査定額を提示する」ことがあります。

高額査定に惹かれて契約してしまうと、実際には売れずに長期間物件が市場に残り、結果的に値下げを余儀なくされるケースもあります。


見極めポイント

・査定根拠を具体的に説明してくれるか

・周辺の成約事例と比較して妥当か

・他社と比べて極端に高い場合は慎重に判断

査定の根拠を確認する重要性

査定価格は、単なる「数字」ではなく、根拠に基づいて算出されるべきものです。

信頼できる不動産会社は、以下のような情報をもとに査定根拠を説明してくれます。


・近隣の成約事例(価格・時期・物件条件)

・物件の特徴(立地・築年数・間取りなど)

・市場動向(需給バランス・金利・政策など)


査定根拠が曖昧な場合は、価格の信頼性も低くなるため、「なぜこの価格なのか?」を必ず確認することが大切です。

査定価格と売却価格のギャップを理解する

査定価格は「売れる可能性がある価格」であり、実際の売却価格とは異なることが多いです。 買主との交渉や市場の反応によって、価格が上下することは珍しくありません。

そのため、査定価格を鵜呑みにせず、「この価格で売れるかどうかは市場次第」という前提で売却活動を進めることが重要です。

査定結果を比較する際のチェックリスト

以下の項目をチェックしながら、査定結果を比較すると、より納得感のある判断ができます。



チェック項目 内容
査定額の妥当性 他社と比べて極端に高すぎないか
査定根拠の明確さ 成約事例や物件条件に基づいているか
担当者の対応 説明が丁寧か、質問に誠実に答えてくれるか
売却戦略の提案 売出価格・販売期間・値下げタイミングなどの提案があるか
契約形態の説明 専属専任・専任・一般媒介の違いを説明してくれるか



まとめ:査定価格は「参考値」であり、冷静な比較がカギ

査定価格は売却活動の出発点であり、最終的な売却価格とは異なることを理解しておくことが重要です。 複数社の査定を比較し、価格だけでなく対応や根拠を総合的に判断することで、信頼できるパートナーを見つけることができます。

次項では、こうした査定結果を踏まえて、売却価格を決める際の戦略や交渉術について詳しく解説していきます。

売却価格を決める際の戦略

相場より高く出す vs 安く出して早く売る

売却価格の設定には、大きく分けて2つの方針があります。


高めに設定して様子を見る

メリット:高値で売れる可能性がある

デメリット:売れ残るリスクがある、値下げが必要になる場合も


相場よりやや低めに設定する

メリット:早期売却につながりやすい

デメリット:本来得られる利益を逃す可能性がある


どちらの方針を選ぶかは、売却の目的や期限、物件の状態、周辺の競合状況によって変わります。 たとえば、住み替えの期限が迫っている場合は、早期売却を優先する方が合理的です。

値下げのタイミングと判断基準

売却活動を始めてから一定期間が経過しても反応がない場合、価格の見直しが必要になります。 一般的には、2〜3ヶ月以内に内見が数件あるかどうかがひとつの目安です。


値下げの判断基準

・内見が少ない、またはゼロ

・問い合わせがほとんどない

・周辺の類似物件が売れているのに自分の物件だけ残っている


値下げは慎重に行うべきですが、タイミングを逃すと「売れ残り物件」として印象が悪くなるため、適切な判断が求められます。

買主との価格交渉に備える

売却価格を設定した後でも、買主からの価格交渉が入ることは珍しくありません。

交渉に備えて、「最低限この価格なら売ってもいい」というライン(希望下限価格)」を事前に決めておくことが重要です。


交渉時の対応ポイント

・即答せず、冷静に検討する姿勢を見せる

・値引きの理由を確認する(リフォーム費用、周辺相場など)

・価格以外の条件(引渡し時期、設備の残置など)で調整することも可能


交渉は「価格だけの勝負」ではなく、総合的な条件調整によって合意に至るケースも多いです。

売却期間とのバランスを考える

価格設定は、売却期間とのバランスを取ることが大切です。

高値で売りたい気持ちは当然ですが、長期間売れないことで機会損失が生じる可能性もあります。


価格と期間の関係

売却価格 売却期間の傾向 備考
相場より高め 長期化しやすい 値下げが必要になる可能性があり
相場通り 平均的 内件数や反応に応じて調整
相場より低め 短期で売却しやすい 利益が減る可能性があり

売却の目的(住み替え、資金化、相続整理など)に応じて、価格と期間のバランスを戦略的に考えることが成功の鍵です。

不動産会社との連携が成功のポイント

価格戦略は、売主だけでなく不動産会社との連携によって効果を発揮します。

信頼できる担当者であれば、市場の反応を見ながら柔軟に価格調整を提案してくれるはずです。


・定期的な販売状況の報告を受ける

・内見者の反応を共有してもらう

・値下げのタイミングを相談する


こうした連携を通じて、「売れる価格」を見極めながら、納得のいく売却を実現することが可能になります。

売却価格で損しないためのチェックポイント

近隣の成約事例を確認する

売却価格を決めるうえで最も参考になるのが、近隣の成約事例です。

売出価格ではなく、実際に「いくらで売れたか」を知ることで、現実的な相場感を把握できます。


チェックポイント

・同じ町内・駅距離・学区など、立地条件が近いか

・築年数・間取り・広さが類似しているか

・成約時期が直近1年以内か


成約事例は、レインズマーケットインフォメーションや土地総合情報システムなどで確認できます。 不動産会社に依頼すれば、非公開の成約情報を教えてもらえることもあります。

築年数・立地・間取りの影響を理解する

物件の価値は、築年数・立地・間取りによって大きく左右されます。

特に築年数は価格に直結する要素であり、築20年を超えると価格が急激に下がる傾向があります。


築年数の目安

築年数 価格への影響
~10年 高値で売却しやすい
10~20年 徐々に価格が下がる
20年以上 リフォームや建替え前提で価格が低くなる

また、立地(駅距離・商業施設・学校など)や間取り(ファミリー向け・単身向けなど)も、買主のニーズに直結するため、市場の需要に合っているかどうかを確認することが重要です。

リフォームの有無と価格への影響

リフォーム済みの物件は、買主にとって魅力的に映るため、価格にプラスの影響を与えることがあります。 ただし、リフォーム費用をそのまま価格に上乗せできるとは限りません。


チェックポイント

・リフォーム内容が買主のニーズに合っているか

・築年数とのバランス(古い物件に高額リフォームは逆効果の場合も)

・リフォーム前後の査定額を比較する


場合によっては、売却前にリフォームするよりも、現状のまま売却した方がコストパフォーマンスが良いこともあります。

不動産会社に相談し、リフォームの有無が価格にどう影響するかを見極めましょう。

売却にかかる諸費用を把握する

売却価格が高くても、諸費用を差し引いた後の「手取り額」が少なければ意味がありません。

以下のような費用が発生する可能性があります。


・仲介手数料(売却価格の3%+6万円+消費税が目安)

・登記費用(抵当権抹消など)

・譲渡所得税(利益が出た場合)

・引越し費用・残置物処分費用


これらを事前に把握し、「手取り額ベース」で価格戦略を立てることが損を防ぐポイントです。

売却目的に応じた価格設定

売却の目的によって、価格設定の優先順位が変わります。


目的別の価格戦略


売却目的 優先すべきポイント
住み替え 売却時期と価格のバランス
相続整理 早期売却と手続きの簡略化
資産処分 手取り額の最大化
離婚・財産分与 公平性と納得感のある価格設定

目的を明確にすることで、「何を重視すべきか」が見えてきて、価格設定の判断がしやすくなります。

まとめ:価格設定は「損しないための防御策」

売却価格の設定は、単なる数字の問題ではなく、情報収集・市場理解・目的の明確化によって成り立つ戦略的な判断です。

チェックポイントを押さえながら、冷静に価格を決めることで、後悔のない売却を実現できます。

不動産鑑定士に相談するメリット

不動産鑑定士とは?

不動産鑑定士は、国土交通省が管轄する国家資格であり、不動産の経済価値を専門的に評価するプロフェッショナルです。

鑑定評価は、法律に基づいて行われるため、信頼性が高く、裁判や税務申告などにも活用されます。


主な業務内容

・不動産の鑑定評価(価格・賃料など)

・相続・離婚・企業会計における資産評価

・公共事業に伴う用地買収の評価

不動産鑑定士に相談するメリット

メリット①:中立的な価格評価が得られる

不動産会社の査定は、売却を前提とした「営業的な価格」であることが多く、業者によってばらつきがあります。

一方、不動産鑑定士の評価は、市場データ・法令・経済分析に基づいた客観的な価格であり、売主・買主双方にとって納得感のある基準となります。


メリット②:価格の根拠が明確でトラブル回避に有効

鑑定評価書には、価格の算出根拠が詳細に記載されており、第三者に説明する際の資料として非常に有効です。

相続や離婚など、利害関係者が複数いる場合でも、鑑定士の評価をもとに話し合いを進めることで、感情的な対立を避けることができます。


メリット③:税務・法務にも対応できる

譲渡所得税の申告や、法人の資産売却など、税務・法務に関わる場面では、鑑定評価が法的根拠として活用できるため、安心して手続きを進めることができます。

どんな場面で相談すべきか?

不動産鑑定士への相談は、以下のようなケースで特に有効です。



ケース 鑑定士の活用メリット
相続で不動産を分割する 公平な価格評価によりトラブル回避
離婚で財産分与が必要 中立的な評価で納得感のある分配が可能
法人が資産売却を検討 会計・税務上の根拠として活用できる
売却価格に迷いがある 市場価格と乖離していないか確認できる。


費用と依頼方法

不動産鑑定士への依頼には費用がかかりますが、価格の信頼性やトラブル回避の効果を考えれば、十分に価値のある投資といえます。


費用の目安

・一般的な住宅:20万円〜30万円程度

・商業用不動産や複雑な案件:30万円~50万円(案件によっては、それ以上となる可能もあり)


依頼方法

・日本不動産鑑定士協会連合会のサイトで検索

・地元の不動産鑑定士事務所に直接相談

・不動産会社経由で紹介してもらうことも可能

不動産会社との併用も可能

不動産鑑定士の評価を受けたうえで、不動産会社に売却を依頼することで、価格の妥当性を確認しながら売却活動を進めることができます。

鑑定評価書を提示することで、買主との交渉にも説得力が増し、スムーズな成約につながるケースもあります。

まとめ:専門家の力を借りて「納得の価格」で売却を

不動産鑑定士は、価格に関する不安を解消し、売却を安心して進めるための強力な味方です。 特に、価格に迷いがある場合や、利害関係者との調整が必要な場面では、専門的な評価を受けることで、納得感と信頼性のある売却が実現できます。

まとめ|納得できる価格で売却するために

不動産売却において「価格」は、最も重要であり、最も不安を感じやすい要素です。 このブログでは、売却価格の決まり方から、適正価格の見極め方、査定の比較、価格戦略、専門家の活用方法まで、幅広く解説してきました。 ここでは、これまでの内容を振り返りながら、納得できる価格で売却するためのポイントを整理します。


売却価格で損しないための5つのポイント


相場を正しく把握する

・成約事例を中心に、周辺の価格動向を確認する

・売出価格ではなく「実際に売れた価格」に注目する


複数の査定を比較する

・一括査定サイトを活用して、複数社の査定を取得

・査定額だけでなく、根拠や対応の質も比較する


価格戦略を立てる

・売却目的(住み替え・相続・資産処分など)に応じて価格設定を調整

・高く売るか、早く売るかのバランスを考える


専門家の力を借りる

・不動産鑑定士による中立的な価格評価を活用

・税務・法務・相続などの複雑なケースでは特に有効


冷静に判断する

・感情に流されず、客観的な情報をもとに価格を決定

・市場の反応を見ながら柔軟に対応する


 売却は「価格」だけでなく「納得感」が大切

最終的に重要なのは、「この価格で売ってよかった」と思える納得感です。 それは、情報収集をしっかり行い、信頼できるパートナーと連携し、冷静に判断した結果として得られるものです。

不動産は高額な資産であり、売却は人生の大きな決断です。

だからこそ、価格に関する不安をひとつひとつ解消しながら、自分にとって最適な売却を実現することが何よりも大切です。


最後に:読者へのメッセージ

この記事が、売却価格に関する不安を少しでも軽減し、納得のいく売却への一歩となれば幸いです。 もし、さらに詳しい相談が必要な場合は、不動産会社や不動産鑑定士などの専門家に遠慮なく相談してみてください。

「価格に納得できる売却」は、情報と準備によって必ず実現できます。



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売却価格に関するよくある質問

Q1. 査定額より高く売れることはありますか?

はい、あります。

査定額は「売れる可能性が高い価格の目安」であり、買主がその物件に強い魅力を感じた場合、競合が発生して査定額以上で売れることもあります。

ただし、過度に高い価格設定は売れ残りの原因になるため、市場の反応を見ながら柔軟に調整することが重要です。

Q2. 売却価格は途中で変更できますか?

はい、可能です。

売却活動中に価格を変更することは一般的であり、内見数や問い合わせ状況を見ながら値下げや再設定を行うことがあります。

ただし、頻繁な変更は買主に不信感を与える可能性があるため、タイミングと理由を明確にして行うことが大切です。

Q3. 売却価格は自分で決めてもいいのですか?

基本的には売主が決定します。

不動産会社の査定やアドバイスを参考にしながら、最終的な売出価格は売主が決めることになります。 ただし、市場相場から大きく外れた価格設定は売却の妨げになるため、専門家の意見を取り入れることが推奨されます。

Q4. 高く売るためにできる工夫はありますか?

あります。以下のような工夫が効果的です。


・室内を整理整頓し、清潔感を保つ(ホームステージング)

・写真や広告の見せ方を工夫する

・リフォームや修繕を検討する(費用対効果に注意)

・売却時期を選ぶ(春・秋は需要が高い)


第一印象が価格に影響することもあるため、内見対策は非常に重要です。

Q5. 売却価格が相場より高いとどうなりますか?

売れ残る可能性が高くなります。

買主は複数の物件を比較するため、相場より高い物件は「割高」と判断され、内見すらされないこともあります。

結果的に、値下げを繰り返すことになり、売却までの期間が長引くリスクがあります。

Q6. 売却価格が相場より低いと損しますか?

一概には言えません。

相場より少し低めに設定することで、早期売却につながり、維持費や機会損失を回避できる場合もあります。

ただし、極端に安く設定すると、本来得られる利益を逃すことになるため、目的に応じた価格戦略が重要です。

Q7. 不動産会社によって査定額が違うのはなぜですか?

査定方法や重視するポイントが異なるためです。

ある会社は周辺相場を重視し、別の会社は物件の特徴や将来性を評価することがあります。 また、媒介契約を取りたいがために高めの査定額を提示するケースもあるため、複数社の査定を比較することが大切です。

Q8. 売却価格に税金はかかりますか?

利益が出た場合には、譲渡所得税がかかる可能性があります。

ただし、居住用財産の特例(3,000万円控除など)を使えば、税負担を軽減できる場合もあります。 税金の有無や金額は、売却価格・取得費・諸費用などによって変わるため、税理士や不動産会社に相談するのが安心です。

Q9. 売却価格を決める際に家族と相談すべきですか?

はい、特に共有名義や相続物件の場合は、関係者全員の合意が必要です。 価格に関する認識の違いがトラブルになることもあるため、事前に話し合いをしておくことが望ましいです。

不動産鑑定士の評価を活用すれば、客観的な基準をもとに話し合いが進めやすくなります。

Q10.物件に思い入れがあり、それを 売却価格に反映させたいのですが?

感情は自然に入るものですが、価格設定はできるだけ客観的に行うことが望ましいです。 「思い入れがあるから高く売りたい」という気持ちは理解できますが、市場は感情ではなく価値で判断します。

冷静な価格設定が、結果的に満足度の高い売却につながります。

会社概要

会社名・・・堤不動産鑑定株式会社
所在地・・・〒103-0022 東京都中央区日本橋室町4-3-11 DK共同ビル8階
電話番号・・・03-6262-1043


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